長野県の美ヶ原高原。
特になにも予定は考えていなかったけど、安曇野での「わさび祭り」を見たあとでふと思いついて、夜に山をあがった。
「夜のうちにあがっておけば、日が昇ったらすぐに散策できる」
日本でいちばん高いところにある「道の駅 美ヶ原高原」は標高2000m。
夜暗くなってから2000mまで車であがるのは、実はちょっとこわかった。
1年前にも長野に行ったときは、乗鞍高原へ、雨の中夜8時ごろ車でのぼった。トラックは多いし、雲で視界はわるいし、ものすごく後悔したのを思い出して、まずぐーぐる先生で道がどのていど広いかみっちり調べた。
二車線あれば、たとえ視界がわるくてもこわくない自信はあったので、ストリートビューで見る見る見る(夜中に離合困難な山道はさすがにいやだ。。)。
ありがたいことに晴れてはいたので、ぶじ道の駅に着くと、キャンピングカーなど車中泊のかたがたがけっこう泊まっておられた。
その日は、もう暗いし、100均のライトもすぐに電池が切れたので、寝袋にくるまって寝た。
どこまでも広くつづく高原地帯
次の日、日の出を車の中からチラ見して、6時ごろに出かける。
とりあえず王ヶ鼻をめざそうとおもうが、それ以外は決めていなかった。
駐車場を出て遊歩道のほうへ歩くと、そこですでにもう興奮してしまった。
湿原のなかにあるこの木の板を、ずっと歩いてみたいとおもってた。笑
うおーとひとり興奮しながら歩いていると、さらにすごい光景が広がって、ことばを失う(おおげさw)。
うし!?牛がいる!
牧場のことは調べてないので知らなかった。調べないとこういう驚きがあるので、けっこう好き。笑
こんな大草原のなかの牧場。さぞしあわせだろうに。。。と勝手に妄想をする。ほんとのところは知らんけど。
テレビ塔のなかにホテル
王ヶ頭に来ると、テレビ塔のなかにホテルがあった。
テレビ塔は向こう側からもよく見えていたんだけど、そのなかにホテルがあるとは思ってもいなかった。。某系列のホテルのようで。
景色などはたいへんいいのだけど、テレビ塔のなかにいてリラックスできるのか!?という不安は残る。。
柵をこえていった先には…
平原の途中に、人も通るなといわんばかりの柵があり。
最初は人も通ってはいけないと思っていたんだけど、どうやら向こうには茶臼山(ちゃうすやま)があるらしい。
山に登る気はまったくなかったけど、この平原を歩けることなんてそんなにないんじゃないかという期待で、なかに入ったら、やっぱりーー!!
まんなからへんにちょっと見えるのが人だよー。すごいねー。
少し離れるだけでもこんなに人って小さくなる。。(そのまた向こうに牧場とかも小さくみえる。。)
バイオトイレ
平原のなかの小屋にあったトイレが、ブオンブオンとものすごい音がしていたのだけどどうしてもトイレに行きたかったので、行ってみたらなんとバイオトイレだった。
大と小をわけていて(意識しなくてもたぶんしぜんとわかれるしくみ)、小を分解して水分として使っているのかな?
用を足すと、スイッチを押す。そうすると撹拌されるらしい。
なかのしくみや装置までは見れなかったけど、自然に分解されるというのでとってもいいなあと思った。においは少しあるけど。
なんか良くない点とかはないんかなあどうやろう。
遠くにみえるオブジェクトたち
美ヶ原高原、20kmくらい歩いたかなぁ。。
でも来て散策してみて、とてもよかったー。実は、じぶんの作品のヒントも得た。それがなにより大きかった。
平原いいなあ。